平素より「川島食品株式会社 公式オンラインショップ」をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
ハンガリー産 冷凍 マグレ・ド・カナールにつきまして、昨今の為替市場の急激な変動や原材料の度重なる高騰に伴い、現在の価格を維持するのが困難な状況となってまいりました。
当該商品をご愛顧いただいているお客様におかれましては、度重なる値上げのお知らせでご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
これまでは価格改定前に仕入れた在庫を販売し、価格の据え置きに尽力してまいりましたが、さらなるコスト高騰などの状況を鑑み、販売価格を改定せざるを得ないとの判断に至りました。
つきましては、誠に不本意ではございますが、2021年12月2日（木）ご注文分より下記のとおり価格を改訂させていただきます。
今後も品質向上に取り組み、お客様により一層ご満足をいただけるよう誠心誠意努めてまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
(2021年11月19日(金)追記)
ハンガリーのバーチ・キシュクン県の家きん飼養農場において、高病原性鳥インフルエンザ（H5N1亜型）の発生が確認されました。
本発生に伴い設定された制限地域が隣接するチョングラード・チャナード県に及んだため、農林水産省は、令和3年11月18日（木曜日）、これら2県からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止しました。
感染拡大による供給不足が発生しているため、2021年12月2日（木）ご注文分からの値上げ幅の変更に踏み切る判断をいたしました。
お客様のご負担が大きくなってしまいますことを心よりお詫びいたしますとともに、今後とも変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます。
※詳細については、下記リンク先のページ（農林水産省ウェブサイト）を御参照ください。
ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について
【2021年11月22日(月)追記】
弊社PBのサトマリカチャ社のマグレ・ド・カナールは、おかげ様で完売いたしました。
次回の入船まで欠品となっております。
鳥インフルエンザ発生に伴う受注の集中によるもので、ご迷惑をおかけしてしまうこととなり、誠に申し訳ございません。
【値上げの背景】
ハンガリー国内においても、コロナ禍のため、出稼ぎワーカーが来られず人手が不足しています。そのため、時給をあげ、応募をかけている状況です。しかし、そのような対策をしているにも関わらず人手の確保が困難になっております。
また、コーンや原油価格が高騰しており、飼育にかかる経費が上昇しております。
そのような状況で、減産が続いていたところに、鳥インフルエンザ発生し、日本国内在庫が逼迫しております。
【ハンガリー国内での鳥インフルエンザ発生について】
11/18付けで農林水産省より、ハンガリー国内の鳥インフルエンザ発生に伴う、ハンガリーのバーチ・キシュクン県及びチョングラード・チャナード県からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置が講じられました。
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/211118_2.html
鳥インフルエンザが発生したのは、バーチ・キシュクン県にある6つの農場です(11/18付けハンガリー政府関係機関のポータルページで確認しています)。
https://portal.nebih.gov.hu/madarinfluenza
http://airterkep.nebih.gov.hu/aaijo/hpai/hpai.htm
弊社PB品を製造している工場はチョングラード・チャナード県にあるため、この先の入荷目途がたっておりません。洗浄が確認され、現地での生産再開、日本への輸入までは最短で半年程度です。新たに鳥インフルエンザ発生が確認されると入荷まではさらに時間がかかってしまいます。
鳥インフルエンザが発生していないチョングラード・チャナード県に制限がかかっている理由ですが、鳥インフルエンザが発生したバーチ・キシュクン県での当該農場から半径3kmと半径10kmの移動制限の円を描きます。その円がチョングラード・チャナード県にかかってしまっているためです。
なお、バーチ・キシュクン県には、アヴィランド社(HU133)、インテグラル社(HU43)、パノン社、委託加工を受けている会社(HU194)が存在しております。
制限を受けていないエリアにある日本向けの輸出が継続できる工場はパノンファインフード社(HU1182)になりますが、ハンガリーのバーチ・キシュクン県及びチョングラード・チャナード県に農場を多く有するために相当の減産が想定されております。
入荷のめどが立つまでには数か月かかってしまいますが、弊社では在庫がある限りは継続して販売をいたします。
